
sakupanとは…
4歳と1歳の男の子2人をフルワンオペで育てる育休中ワーママ。
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今、アメリカで広がりをみせているという「ノーバイ(No Buy)チャレンジ 2025」というのをご存知でしょうか?
私も2025.2.4のWSJ(THE WALL STREET JOURNAL)の記事で初めて知ったのですが、
まさに私が目指している姿に近いので、今回の記事でご紹介させていただきます。

興味のある方は、一緒に「買わない」生活に美学を見出してみませんか?
「ノーバイ(No Buy)チャレンジ 2025」とは

「ノーバイ(No Buy)チャレンジ 2025」
その名の通り、衣服、コスメ、スキンケア、デリバリーなど、生活必需品以外の物品全てを購入しない生活を目指すことです。
2025年アメリカに端を発したこのチャレンジですが、
元々はアメリカの急速な物価上昇や景気後退への抗議という政治的理由もはらんでいるようです。

消費大国アメリカでこのチャレンジが注目されるなんて意外ですよね。
アメリカが景気後退だなんて…それなら日本はどうなるんだ…(笑)
今回、この記事で取り上げるノーバイチャレンジは政治的要素を排除して、
単純に、「余計なものを買わずに節約すること」を目的としたものとします。
購入品をSNSでひけらかすのではなく、
その逆で「買わなかったこと」をSNSで披露する時代になったんですね。
ちなみに、このチャレンジと大きく矛盾する、私の購入品についてはこちら。
メリット
✔︎衝動買いをふせぐことができる
✔︎資産形成がすすむ
✔︎余計な消費をせずに済む行動習慣が身につく
上記のようなメリットがあると思います。
しかし、

衣服もコスメも全ての消費ができないなんて現実的じゃないよ…
という声が聞こえてきそうです。
安心してください!私も同じです!
そんな方に向けて、「ローバイ(Low Buy)チャレンジ」というものもあるようです。
ローバイ(Low Buy)チャレンジ
生活必需品以外にも予算の範囲内であれば買い物を楽しんで良いが、できる限り買わない生活を目指すこと。ノーバイチャレンジに比べてバランスが取れている。
ノーバイチャレンジとローバイチャレンジのどちらに挑戦するかは、
個人の性格や価値観によります。
私の場合ですが、

例えば基礎化粧品の購入をやめた時に、肌が荒れたり自分をいたわる時間を得られないことでむしろ自己肯定感が下がるなぁ。
と考えます。
基礎化粧品を買わないことで得られる「コスト削減」というメリットよりも、
自己肯定感が下がるといいうデメリットの方が明らかに大きいため、
ローバイチャレンジの方が向いていそうです。
注意すべきこと

注意点
「こんなに無駄な買い物をしていたんだ…」と落ち込まなくていいですし、
「ローバイチャレンジ中なのに、今月は浪費してしまったなぁ」と自分を責める必要もありません。
ただ、くらしをより豊かにするためにも、チャレンジの目的を明確にすることが肝要です。
「ローバイチャレンジ」の目的

借金(ローン)を返済したい?
持ち物を減らしたい?

私の場合は、浪費習慣を改めることが目的です!
ありがたいことに、私は幼少期から今まで「節約をしなければならない」という状況があまりありませんでした。
小学生から塾に通わせてもらい、中学から大学まで私立に通わせてもらい…
私1人だけでもそれなりの教育資金をかけてもらいましたが、
両親はお金の話をしなかったので、それがいかに恵まれていることなのか本当の意味で理解していませんでした。
そのせいもあってか、私は「お金」というものに執着がなく、
衝動買いや浪費を当たり前にしていたと思います。
ところが、私にも子どもが生まれてから
ようやくお金のありがたみを身に沁みて感じることになります。
「なぜ?」とさらに掘り下げる
また、これらの目的に対して「なぜ?」とさらに掘り下げることで、
挫折しそうになった時に、チャレンジがより継続可能なものとなります。

節約をすることで旅行の費用に当てたい?
FIREしたい?
ノー(ロー)バイチャレンジに興味を持ったからには、
その背景に強い「願望」があるはずです。
私の場合は以下でした。
浪費習慣によって生まれたチリツモ出費をなくして、もっと価値のあるものに投資したい!
「価値のあるもの」とは、家族旅行なのか、教育資金なのか、はたまたジュエリーなどの現物資産なのか。
その時々によってさまざまですが、お金の大切さにようやく気がついたことで、
1円も無駄にしたくないと思うようになりました。
よく思い返してみてください。
衝動買いによって手に入れたものは実際には自分に必要のないもので、すぐに手放してはいませんか?
「なぜ?」「なぜ?」と自問自答を繰り返すことで、心の奥深くにある「願望」を明確にしましょう。
買い物好き浪費主婦のマイルール

①用途に対して1アイテムまで
シーズンごとに新作のコスメが発表され、
「このアイシャドウかわいい!持っていない色だし買っちゃおう!」
と衝動買いすることはありませんか?
そのアイシャドウは、本当にあなたに似合うものですか?
私はメイク用品をはじめとして、用途につき1アイテムまでしか持たないようにしています。


アウトバスケアも、ボディクリーム、先行乳液、化粧水、濡れた髪用のヘアオイル、スタイリング用のヘアオイルの5点までにしています。

新たに購入する時は、現在使用しているものが底をつきた時です。
持ち物が極端に少ないわけではありませんが、
自分が心地よいと思える最低限の量だけを所持して、
それ以上増やさないようにしています。
そのわかりやすい指標となるのが、
用途に対して1アイテムまで
です。
②1年間の明確な予算を決める
1年間を通しての予算をできるだけ細かく定めましょう。
私は年間特別支出スケジュールを作成してみました。

まだ見通しがたっていない月もありますが、予算の範囲内で適宜追記したいと思います。
どうしても必要になったもの以外、予定にないものは買いません!

見張っていてください!(まじで)
③「ほしい!」と思った物の写真を撮る
衝動的に「ほしい!」と思ったものは、写真におさめたりスクリーンショットを撮って、
「ほしいものフォルダ」にまとめておきます。
私はこの方法を1年以上続けていますが、
いま見返すと、1年前に写真を撮ったもので今も心の底から欲しいと思えるものは半分もありません。

人間の心はうつろいやすいものですね。
逆に、1年経ってもまだほしいと思えるものは、Wish Listに追加して購入しても良いことにしています。

④すでに持ってる物に目をむける
家の中を見渡すと、すでに素敵なものに囲まれているはずです。
つい、「あれもほしい」と絶え間なく物欲が湧き上がりますが、
まずは、いまご自身が持っているものひとつひとつを見返してみて、
それがいかに素敵なものであるか再確認しましょう。

今持っているもので充足感を得られれば、余計な物欲はおさまるはずです。
⑤浪費以外の楽しみを見つける
ストレスが溜まるとつい消費行動に走りたくなります。
お金を使うこと以外での発散方法を見つけておきましょう。
✔︎家族でお弁当を持って公園へお出かけ
✔︎断捨離をして部屋をスッキリさせる
✔︎Netflixでおうち映画館を楽しむ
最低限のお金で楽しむ方法はたくさんあります。

子どもって走り回るだけでも十分楽しそうですよね(笑)
⑥消費行動につながる情報をシャットダウンする
世の中は、商品を売るために消費者を誘惑する広告やSNS投稿で溢れています。
そもそも「ほしい!」と思ってしまわないように、そういった情報に出会わない工夫も必要です。
・SNSから距離をおく(私はこれだけはできません、すみません)
・ウィンドウショッピングをしない
・セールに参戦しない
・スーパーに行く回数を減らす

私はスーパーでは、目的のものをカゴに入れたら一目散にレジに向かいます。
「他に何か買うものあったかな〜」とぶらぶらすると、十中八九余計なものをカートインしてしまうので(笑)
まとめ
ノー(ロー)バイチャレンジの手順について簡単にまとめました。

このチャレンジをすることで、得られるものは資産だけではありません。
極端な話、チャレンジに失敗してもいいのです。それよりも、
ノー(ロー)バイチャレンジを達成するために、
その過程で思考したこと、身についた習慣が何よりも大切なのです。
自分にとって本当に必要なものは何かを考えたり、
またそれらを手に入れるために金銭的&物理的余裕を確保することもできます。
2025年は、私と一緒に「買わなかった」ことを自慢できる年にしませんか?
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