はじめにことわっておきますが、毎月の支出なんて一切気にせずジャブジャブお金を使える方にとっては時間の無駄なので今すぐブラウザバックすることをオススメします笑
家計管理がしたい方、もしくはしがない庶民の生活ぶりが気になるという奇特な方はこのまま読み進めていただけると嬉しいです♡
また、私はお金の専門家でもなんでもありません。家計管理に興味があるただの主婦が、「我が家はこの方法をやってみるよ!」という話をするだけです。
お金の話はセンシティブなので避けてきましたが、それでも何かのヒントになればいいなと思ってまとめました。
お役に立てるかは分かりませんが、試行錯誤した我が家の方法をご紹介します
優先順位を考える
私は、2023年1月から家計簿を使っての家計管理を始めました。まだ日は浅いですが、日々お金と向き合うことでさまざまな気づきがありました。
頭の中を整理しながら書くので拙い文章になることをお許しください。
また、ありがたいことに子宝にも恵まれそれと同時に「お金の使い道の優先順位」についてより考えるようになりました。
我が家のお金の使い道の優先順位は以下の通りです。
1. 子どもの教育資金
2. 子どもの体験、情緒の発達につながる出費
3. 健康で文化的な生活のために必要な出費
4. 夫婦の老後資金
5. その他、心を豊かにするための出費
1. 子どもの教育資金
子どもを持つ以上、責任もありますし妥協したくないのが教育資金です。
お金を理由にやりたい習いごとを諦めさせたり、進学を諦めさせたりはしたくありません。
また、私自身様々な習いごとをさせてもらいましたが、習いごとそのものが身につくというよりは、それを通して教養はもちろん、自信や精神的な体力を養ってきたように思います。
私の亡くなった母が常々言っていたのは、「宝飾品は盗まれても、教養は誰にも盗まれない」でした。私もその通りだと思います。
2. 子どもの体験、情緒の発達につながる出費
具体的には、①博物館や科学館のような体験学習、②旅行・レジャー、③書籍です。
小さい頃に旅行に連れて行っても、覚えてないから意味ないんじゃない?
私はそうは思いません!
「どこにいって何をした」という記憶よりも、その時感じた「楽しい!」「好き!」という感動そのものが子どもの情緒面の発達を促すのではないか、と思います。
そんな大げさな話でなくても、旅行などは先送りにしたところでその時どんな状況かも分かりませんし、行ける時に家族で楽しい思い出を作りたいと思います。
3. 健康で文化的な生活のために必要な出費
主に①住居、②食事をさします。
貯金のために家賃を下げるのがセオリーだと思いますが、この優先順位も人によって異なりますよね。
あくまで私の考えですが、住環境は子どもにも大きな影響を及ぼすと思います。住居そのものというよりも、私は自分と似た価値観のご家庭が多いエリアに住みたいので多少家賃がかさみますがやむを得ません。
また、食事は全ての基本ですから、これを怠れば結局医療費がかかってしまいます笑
旬のフルーツを子どもに食べさせる、とかそれくらいの贅沢は必要だと思います!
4. 夫婦の老後資金
上記3つの項目は、子どものためにかかる費用のお話でしたが、ここで私たち夫婦のための貯蓄です。
老後資金は今や1人3,000万円用意する必要があるとのことですが、生活水準にもよるのでもしかすると我が家はそれ以上に必要かもしれません。
収入が増えてもできるだけ生活水準を上げずに、投資信託等でインフレ対策もバッチリ行うことが大切!
老後資金が足りず子どもたちに迷惑をかけることがないよう、
それどころか将来もし息子が結婚したら?孫ができたら?その時には太っ腹な親でいたいので、そのためにもリタイア後自由に使えるお金は多いに越したことはないかと思います。
5. その他、心を豊かにするための出費
つまり、ハイブランド代です。
ここにきてようやく笑
どうしても欲しいハイブランド品は心を豊かにする出費だと思って、上記の貯蓄全てを行った上で発生した余剰資金の範囲内で楽しみたいと思います。
なので、私のお買い物はかなり現実的だと思います笑
頑張って購入した品物にはすべて愛着もわきますし、大切な宝物です。無理のない範囲で今後も楽しんでいけたらいいなと思います。
ご家庭の状況によってもお金の使い道は大きく変わってきますよね。
ぜひ一度、優先順位をつけてみることをオススメします!
抑えたい出費
前項では支出や貯金をメインでお話しましたが、次に私が削ることを意識している項目を挙げます。
1. 衣類
2. 嗜好品
3. 食器、インテリア
1. 衣類
他の記事でも言及している通り我が家は狭小マンション住まいなので、クローゼットも大きくありません。たくさんの服を所持したところでそもそも収納するところがないですから、私の服は少数精鋭です笑
お洋服を購入する際の価値観やポイントはこちらの記事にまとめています。
2. 嗜好品
私たち夫婦は2人ともお酒も飲みませんしタバコも吸いません。
お酒を飲むことをルーティン化すると、結構費用がかさみませんか?
週末や特別な日に1本あけることはあっても買いだめはしません。
また、我が家はお菓子の買いだめもしないようにしています。コンビニにも滅多なことがないと寄りません。毎日の日課のように白砂糖を使ったお菓子を食べないようにしています。
今は、小腹が減るとヨーグルトにオールブランをかけたものを食べていますが美味しくてオススメです☆
食物繊維たっぷりで、フルーツグラノーラのように白砂糖を使っているわけではないので、血糖値の上昇も穏やかで太りにくいですよ〜!
3. 食器、インテリア
先ほどもお話した通り我が家は広くないので、悲しいかな収納スペースもなければ余計なインテリアを増やしている余地はありません笑
食器も洋服同様に使っていないものは潔く処分する!、インテリアも収納家具を増やすのではなく持ち物を減らす!を意識しています。
何より、自分の持ち物が全て把握でき、かつお気に入りの1軍に囲まれて生活するのは気持ちのいいことだと思います♪
資産を増やすメソッド
参考にした書籍
私のバイブルは、本多静六著『私の財産告白』です。
財産を確実に増やすことのできる方法や精神論が語られている名著ですので、ご興味のある方は一読することを強くオススメします!以下のメソッドは完全にこの本がベースになっています。
これを読んで目が覚めました笑
資産を増やすメソッドとは?
『私の財産告白』から抜粋した、現代の家計管理に活かせるメソッドは以下です。
①1/4天引き貯金法
②臨時収入は100%貯金する
たったこれだけ。当たり前だけど絶対貯まる。
①1/4天引き貯金法
収入のうち1/4はなかったものとして考え、残ったお金の中で事足りる生活水準にとどめます。
我が家は給与が入るとそこから天引きして新NISAをはじめとした投資信託に入れてしまいます。
ETFにもチャレンジしたいですし、30代になったら不動産にも手を出したいですね〜。今はまだ勉強中です!
②臨時収入は100%貯金する
正直難しいです。
大きな買い物や旅行はボーナスなどの臨時収入から出すこともありますね…。
ただ、ボーナスが入ったらまず貯蓄用口座に移します。
そうすると、よっぽどのことがない限りわざわざ引き出そうという気にもならないので、無駄遣い防止になりますよ。
あとは、前項の優先順位に従ってその一部をよく考えて使うことはあります。
貯蓄が人生の全てになっては本末転倒!我が家は少しゆるく考えるようにしています。
家計簿大公開!資産を増やすための3ステップ
この先我が家の支出項目が出ますが、全ての項目を記載することは控えさせていただきます。
収入と支出をつまびらかにするわけではないので、ご了承ください。
step.1 現状の支出の把握
まずは、現状を正確に把握することが肝要です。
「今月はあまりお金を使ってないぞ!」と思っても、いざ記録をつけてみると無駄な支出が出るわ出るわ…
¥2,000〜3,000の無意識なチリツモ出費が天敵ですよね。
まずはざっくりとで構わないので3ヶ月分の家計簿をつけて、項目ごとに分類し、「毎月何にいくら使っているのか」を把握しましょう。
我が家の直近3ヶ月の項目別平均支出額は以下のとおりでした。
(ちなみに我が家の場合、家賃を天引きして給与が振り込まれるので割愛しています。)
固定費/変動費 | 項目 | 平均支出額 |
---|---|---|
固定費 | 教育費 | ¥X00,000 |
おこづかい | ¥X00,000 | |
サブスク | ¥11,810 | |
変動費 | 公共料金 | ¥33,206 |
通信費 | ¥4,013 | |
食費(スーパーでの買い物) | ¥59,467 | |
外食費(含 買い食い) | ¥75,296 | |
日用消耗品 | ¥28,085 | |
交通系電子マネーチャージ | ¥25,000 | |
美容・医療 | ¥94,461 | |
被服 | ¥68,258 |
反省としては、外食多すぎ…お洋服買いすぎ…って感じですかね。
これまではこの項目で分類していたのですが、来月からはさらに細分化して項目分けしようと思います!
step.2 予算を決める
一番大切なステップです!
先ほど明らかになった平均支出額を元に、項目別の予算を設定します。
(収入)ー(1/4天引き)=(使えるお金)
この(使えるお金)の範囲で収まるように予算を設定してください。
以下は我が家の例です。
固定費/変動費 | 項目 | 予算 |
---|---|---|
固定費 | 教育費 | ¥X00,000 |
おこづかい | ¥X00,000 | |
サブスク | ¥10,000 | |
ウォーターサーバー | ¥4,400 | |
変動費 | 公共料金 | ¥35,000 |
通信費 | ¥4,013 | |
食費(スーパーでの買い物) | ¥50,000 | |
外食費(含 買い食い) | ¥50,000 | |
日用消耗品 | ¥20,000 | |
交通系電子マネーチャージ | ¥25,000 | |
美容 | ¥30,000 | |
医療 | ¥20,000 | |
被服 | ¥30,000 | |
レジャー | ¥40,000 | |
ネットショッピング | ¥50,000 | |
その他イレギュラー(シッターetc) | ¥50,000 |
これで、我が家の支出をおおよそ網羅して予算を立てることができました!
step.3 ノーマネーデーを設定する
結局他の日にまとめ買いをするから意味ないんじゃないの?
衝動買いを防ぐことができるメリットがあります!
「送迎のついでになんとなくスーパーに寄ってつい余計なものを買っちゃう」
「ECサイトを見ていて衝動的に買い物をしてしまう」
ノーマネーデーを意識すれば、無意識にお金を使う場面を減らせますし、欲しいものがあっても1日置いて頭を冷やすことができます!
私は、このノーマネーデーを月8日に設定します。
初めは無理のない日数で設定しましょう♪
step.4 支出管理ツールを使う
こちらのシンプル「予算管理」というアプリを使用します。
このアプリは項目と期間を自由に設定することができ、直感操作で予算から残りいくら使えるのかを把握することができます。
私も項目を設定してみました。
色分けできるのも分かりやすくていいですよね。
正直「めんどくさ〜」と思った方も多いですよね笑
私がこのアプリを使う必要があると感じた、過去の失敗をご紹介します…。
これまでの失敗談
私は試行錯誤してこの方法に辿り着きましたが、それまで数々の失敗をしてきました。
以下の方法は、あくまで私には合わなかったというだけなので、参考程度にご覧ください。
【失敗1】家計簿アプリで自動化
初めは「家計簿書くなんてめんどくさい!」と思って、家計簿アプリ「Money Forward ME」を導入しました。
銀行口座やクレジットカードを紐付けして、自動で家計簿をつけてくれる優れものです。
個人的に、一番のデメリットは一番最後に言及した、結局、月末に「今月も赤字だ」ということを確認するだけのツールになったということです。
この家計簿をつけることによって、月々の支出を抑えることはできませんでした。
むしろ、使いすぎた現実を直視したくなくてアプリを開かなくなる始末…笑
ただ、我が家は全資産を把握するためにもこのアプリは活用し続けています。
家計簿アプリの中ではこの「Money Forward ME」がオススメです☆
【失敗2】手書き家計簿で支出を把握
自動化アプリは私には合わなかったので、今度は手書きにチャレンジしました。
この方法は先月まで実践していた方法で、1年半以上続いています!
私には手書き家計簿が合っているようです!
ただ、この1年半手書きなことによって「書くのめんどくさいしな」という意識がはたらき多少支出は管理できていましたが、劇的な変化はなく…
これも結局、月末に「あ〜赤字だな〜」と確認するだけのツールになってしまいました笑
改善策
家計簿を「今月も赤字だった」ことを確認するだけのツールにしてしまっては意味がありません。
そこで、予算の設定が大切です!
まとめ
今回の記事は、我が家の家計についてご紹介しました。
文字が多めかつ、私自身も頭の中を整理しながら書いたので、読みづらい記事になっていないか心配です。
「家計簿をつけたいけど何から始めればいいのか分からない」「試行錯誤の途中」
そんな方の何かの参考になれば嬉しいです。
来月はこの方法を実践してみて、その結果をまた記事にしたいと思います。
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