突然ですが、みなさんのクローゼットには何着のお洋服がありますか?夏服は何着で、冬服は何着でしょうか?
ほとんどの方が即答できないと思います。
狭いクローゼットにギチギチにかけられたお洋服たち。出し入れする際に、洋服同士が擦れて傷みそうだし、衣替えも一苦労。
それなのに、新しいお洋服を買おうとしていませんか?
はい!すべて私のことです!
ギチギチに物を詰め込んだ余裕のないクローゼットを見るたびに辟易してしまいます。ゆるミニマリストを目指している身としては一刻も早く「少ない服で素敵なワードローブ」を作りたいので、これを機にスッキリさせようと思います。
ステップ① 現状の把握
まずは、今自分は何着の洋服を持っているのか把握しましょう。
お見苦しくてすみません。これが都内狭小住宅のWICです。一応WICなのですがウォークインしたことはありません(笑)
とにかく狭いですよね。そこまで大量のお洋服を持っているつもりはなかったのですが、クローゼットが狭すぎてこのギチギチに詰められたお洋服を見るたびにゲンナリしていました。これでもかなり断捨離済みです。
現在、喪服やスーツ、マフラーも含めてオールシーズン52着の洋服がかけられていました。
ステップ② クローゼットのキャパシティを知ろう
ハンガーポールに対する適切なハンガーの本数は
ハンガーポールの長さ ÷ 3(cm)
で計算することができるそうです。洋服1着あたり、3cmのスペースを要するんですね。
私のクローゼットは165cmだったので、適切なハンガーの本数は55本でした。
つまり、今かかっているハンガーは52本なので適切な本数に収まっているのですが、ボリュームのある服が多いのか、我が家のクローゼットの特性なのか、さらに減らさなければスッキリしたクリーゼットには近づけなさそうです…。
そこで、まずは実際に減らしてみて私のクローゼットに適切な服の量を決めたいと思います。
ステップ③ 「残す服」「手放す服」「買い換える服」に仕分ける
いざ仕分けるとなると、「これはまだ使うかもしれないな」「この服は思い入れがあるし…」となかなか踏ん切りがつきませんよね。そこで、私なりに判断の基準を設けてみました。これに従って、機械的に仕分けていきます。
❶半年着なかった服は問答無用で手放す
❷実際に着てみてときめかない服は手放す
❸顔色が悪く見える、スタイルが悪く見えるなど、似合っていない服は手放す
ここでポイントはすべて実際に着用してから判断することです。
ハンガーにかかっている状態だとなんとなく素敵に見えるものでも、いざ着てみるとしっくりこないこともあります。また、着てみて「なんか違うな…」と思えたら後腐れなく気持ちよく手放すこともできます。
私も仕分けてみました!
結果的に19着の服を手放す(買い換える)こととしたため、クローゼットには29着(どういうわけか4着減っている…計算が合わない…)が残りました!うち、喪服とスーツでハンガー4本を使用しています。
ステップ④ 手放す服の処分方法を考える
処分をする際に大切にしていただきたいことは1週間以内に処分することです。
1週間以上家においていては、服に対する未練も残りますしいつまで経ってもお部屋がスッキリしません。1週間以内に処分することを念頭においた上で、以下の方法をお試しください。
フリマサイトを利用する
おすすめの処分方法はやはり、メルカリなどのフリマサイトを利用することです。手軽に出品することができ、人気のブランドであれば比較的高値で取引をすることができます。実際に私もメルカリのヘビーユーザーで、お小遣いはこちらで稼いでいると言っても過言ではないです。
潔く処分する
今回の目的は「クローゼットを整理すること」です。手放すまでに時間がかかってしまい結局クローゼットに着ない服が残ってしまっては本末転倒なので、無理して出品する必要はないと思います。よほど高値で取引ができそうな服以外は潔く処分してしまいましょう。
いつまでもクローゼットにあると、踏ん切りがつかず手放すチャンスを失いかねません。手早く処分してしまうと、そのアイテムがなくても案外困らないことに気づくはずです。
リサイクルボックスを活用する
ゴミとして処分することに抵抗のある方は、様々なブランドの店舗に設けられたリサイクルボックスを利用することをお勧めします。いくつかご紹介いたします。
【UNIQLO】RE.UNIQLO(リサイクル・リユース)
設置場所:全国のUNIQLO、GU、PLST店舗
回収対象商品:UNIQLO、GU、PLSTで販売された全商品
リユースについて:難民キャンプや被災地の緊急災害支援など、リユースできない商品は燃料やリサイクル素材として再利用
【H&M】Let’s close the loop
設置場所:全国のH&M店舗
回収対象商品:ブランド問わず、不要な衣類や布地
利用方法:レジでスタフに声をかけ、回収ボックスに入れる
特典:次回のお買い物時に使えるデジタルクーポン
【無印良品】リサイクル・リユース活動
設置場所:回収対象店舗
回収対象商品:無印良品の衣料品全般(下着を除く)
利用方法:スタッフに声をかける
特典:持ち込み1日につき1回、MUJI passport 1,000マイルを付与
【ZARA】衣類寄付
設置場所:店舗に設置された回収コンテナ
回収対象商品:ブランドを問わず、家庭用布製品、靴、アクセサリーなど
他にもこのような取り組みをしているブランドはたくさんあるので、気になった方はぜひ利用してみてください。
ステップ⑤ 「購入する服リスト」をつくる
ここでようやく新しく購入する服を検討します。
あと何着買えるのかを把握する
いらない服を処分しクローゼットに余白を作ったことで、あと何着の洋服を買っても良いか実際に目で見て判断することができました。
私の場合、あと10着程度を買い足して計40着以内に収めようと思います!
今持っている服をリストアップして足りない服を洗い出す
私の場合は以下の通りでした。
全体的にワンピースが多いですね。こうやって一覧にすることで、「春先しか着られないから手放そうかな…」「これとこれは使用シーンが被っているからどちらかに絞ろう」など新たな発見もありますのでオススメです。
新しい服購入のための条件を見直す
新しく服を購入する際には次なる無駄買いを避けるためにも、条件を設けることがオススメです。私の購入の条件は以下です。
❶5年以上着る見込みのあるアイテム
❷流行を取り入れていないベーシックなアイテム
❸自分のパーソナルカラー、骨格に合いそう
(自己診断イエベ、ウェーブです)
❹着用頻度が高いもの
(長男の幼稚園は送迎時ノースリーブNG、ミニ丈NG、ネイビーなどベーシックカラーなどきまりがあるので、それに則したもの)
❺自宅で手洗い可能なもの
❻リセールを考えて安すぎるもの、不人気なブランドは避ける
❼一旦、ほしい物リストに入れて即決は避ける
特に❼の一旦欲しいものリストに入れることは最重要です!何日か後にもう一度そのアイテムを見てみると「やっぱりそんなにほしくないかも…」と思うことはよくあります。衝動買いは禁物です。
このように購入へのハードルを設けることで、いたずらに服を増やしてしまうことを避けられますよ。
「購入する服リスト」作成
買い換えるものはもちろん、クローゼットのキャパシティに余裕があるならば新しくお迎えしてもいいでしょう。
ちなみに私のリストは以下のようになりました。
すでに9着…!?
全体的に送迎や幼稚園の行事でも使えるネイビーが多めになっています。意識的に色物も取り入れたいところです…。
ちなみに、これの他に欲しい服が出てきたら1in 1outルールで、新たに購入するかわりに不要なものを手放そうと思います。
まとめ
最終的に私のクローゼットはこのようにスッキリさせることができました。
インスタグラマーさんのようなおしゃれなクローゼットには程遠いですが、素敵なクローゼットへの第一歩として断捨離ができで大満足です。
この先、本当に気に入った一軍服をお迎えして、開けるたびにワクワクするようなクローゼットにしたいです♪目下の目標は、もう少しスッキリさせた上で小さな桐箪笥を購入し、実家に放置している着物を我が家で保管することです!
また、クローゼット収納について進展がありましたらシェアさせてください。
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