
sakupanとは…
男の子3人をフルワンオペで育てる育休中ワーママ。
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ハイブランドやお買い物が大好きなXのフォロワーさんたちと交流しながら、自分の「モノ選びの軸」について日々考えています。
今回は、とある投稿がきっかけで改めて「お買い物の価値観」について深く向き合うことになりました。

この記事が、同じように悩んでいる方や、自分らしいスタンスを探している方のヒントになれば嬉しいです。
きっかけは、何気ないポストから


私が何気なく投稿した愚痴ポストが、想像以上に多くの方の目に触れ、さまざまなご意見をいただくことになりました。
「そんなふうに受け取られるのか…」と驚きつつも、せっかくなのでいただいた多様なご意見を受け止めて、 「今後、自分はどんなスタンスでお買い物と向き合っていきたいのか」 を改めて整理してみることにしました。
ちなみに、これはあくまでも一庶民である私sakupanの個人的な考えに過ぎません。

ジャブジャブお金を使える富裕層の皆さまは、ぜひその調子で引き続き経済を元気に回してくださいね(笑)
SNSで見えてきた、お買い物に対するリアルな声

たくさんのコメントをいただく中で、特に多く寄せられたのが次の3つの視点でした。
- 物欲は労働のモチベーションであり、人生の潤いになるもの
- 欲しいものは、自分のお金で買うのが基本
- たとえ独り言でも、“欲しい”と口にするだけでプレッシャーになることがある
どれも納得感のあるご意見ばかりで、改めてお買い物に対する価値観は人それぞれだなと実感しました。
1. 物欲は人生の潤いであり、労働の原動力
こちらは、物欲を前向きに楽しんでいるフォロワーさんたちから多く寄せられたご意見です。
「欲しいものがあるから、頑張れる」
「ときめきは日々の活力!」
私もまったく同感です。
もちろん、生活を脅かすような浪費はNG。でも、余剰資金の中で何にお金を使うかは完全に個人の自由ですよね。
例えば、日々のちょっとした出費を見直して、そのぶん自分が心から欲しいと思える“ご褒美アイテム”に投資する。
それってむしろ、賢くて健全なお買い物の仕方だと思います。
そして何より、「欲しい」と思う気持ち自体は誰にも否定されるべきものではないはず。
私はよく、欲しいアイテムを画像にまとめた“wishlist”を作っているのですが、
それを眺めているだけでも気分が上がるし、日常の励みになるんです♡
一部では「こんなに欲しがるなんて…」とご主人に同情する声も見かけましたが、
正直なところ、他人の家庭の年収や価値観を知らずに判断するのはナンセンスだと感じました。
夫婦間での合意があれば、収入の何割を贅沢に使おうと、それは誰にも否定されるものではありません。

自分のものさしでジャッジせず、互いの価値観を尊重できたら素敵ですよね。
2. 欲しいものは、自分のお金で買うのが基本
「その通り!」と大きくうなずいたご意見。
欲しい物は、自分で働いて、自分のお金で買う。
このスタンスに共感する声が多く届きましたし、私自身も基本的にはそう思っています。
正直なところ、「夫からプレゼントしてもらえたら嬉しいな…」という気持ちがゼロだったわけではありません。
でも私は働いているので、自分の労働で得たお金で欲しい物を手に入れるのがいちばん気持ちいい。
自分で稼いだお金であれば、誰に遠慮する必要もない。
それが、自由で前向きなお買い物の楽しさだと思います♡
専業主婦(夫)のお買い物は?
では、収入のあるパートナーから贈り物をもらうのは“依存”なのでしょうか?
私はそうは思いません。
その家庭に合ったやり方が一番。

育児や家事を担うことで家庭を支えているのなら、「ありがとう」の気持ちとしてのプレゼントはとても素敵な形だと思います。
夫婦間で価値観にズレがあるなら、話し合って納得できるスタイルを探せばいい。
収入を「誰のもの」と捉えるかも含めて、ご家庭それぞれの考え方がありますよね。
育休中の今、感じていること
私自身、現在は育休中で、専業主婦のような立場にあります。
正直なところ、専業主婦(夫)って、思っている以上に孤独で報われにくい。
どんなに頑張っても、給与も評価もなく、黙々と家事育児をこなす日々…。
だからこそ、パートナーから
「いつもありがとう」の気持ちを込めた贈り物があると、それだけで心が満たされるものです。
「よし、また頑張ろう!」って思えるんですよね。
大切なのは“モノ”より“思い”
もちろん、プレゼントの内容は何でもいいと思っています。
必ずしもハイブランドのジュエリーである必要なんてありません。
大切なのは、“感謝の気持ち”を伝えること。
そしてその想いは、お返しの形でちゃんと相手にも届けたい。
お互いが思いやりを持ってギブし合える関係が、何より豊かだなと感じています。
3.「欲しいな〜」がプレッシャーになることも
こちらのご意見は主にff外の男性からいただいたご意見です。正直目から鱗でした。そして夫もこのパターンです。

買って欲しいなんて頼んでない!ただ、あれ可愛いな、欲しいなって言っただけでしょ!

おれが甲斐性なしとでも言いたいのか。ない袖は振れない!プレッシャーに感じる!
このような二項対立がありました。
このご意見は、正直なところ私にとっても盲点でした。
たとえ独り言のように「これ可愛い〜」「欲しいかも」と言っただけでも、相手には“買って”という圧力に感じられることがある。
そんな声を聞いて、私自身も思い当たる節がたくさんありました。
うちの夫も、街を一緒に歩いているときに、X(旧Twitter)で得たハイブランドの知識を得意げに話す私に、内心辟易していたんじゃないかな…と今では思います。

趣味が合わないパートナーとのウィンドウショッピングは、意外と危険かもしれません(笑)
ちょっと意地悪な見方かもしれませんが、
「妻は質素倹約に努めるべきで、高価な物を欲しがるなんて…」と考える方が一定数いるようにも感じました。
これは男性から多く寄せられていた印象がありましたが、もちろん男女関係なく持ち得る価値観だと思っています。
実際、私の母もまさにそのタイプでした。
さらに印象に残ったのが、ある方のこんな言葉。
「子どもにも、同じようなことをしていたかもしれない…」
お子さんが「あれかわいい!」と指差しただけなのに、つい反射的に
「うちは買えないよ!」と叱ってしまったというお話でした。
ただ“かわいい”と思った気持ちに、否定が返ってきた。
お願いもしていないのに、まるでワガママを言ったような扱いになってしまう——そんな状況に、私も胸がぎゅっとなりました。
「欲しい」と「買ってほしい」は違う。
この前提を、もっと丁寧に家族の中で共有していきたいと思います。
私なりの気づきと、これからのスタンス
今回、たくさんのご意見をいただいたことで、私自身の視野がぐっと広がりました。
考え方は人それぞれ。でも、立場が違っても「なるほど」と思える視点がたくさんあって、学びの多い時間になりました。
ここで、これから自分自身が大切にしたい“お買い物との向き合い方”をまとめておきます。
※あくまでも「我が家にとってのベスト」であり、正解はご家庭ごとに違っていて当然です◎
夫との付き合いも長くなってきて、お互いにどこか甘えが出ていたのかもしれません。
「相手が嫌な気持ちになることは言わない・しない」——そんな当たり前のことが、自分自身できていなかったなと反省しています。
これからは、お互いを思いやりながら、無理なく、でも心が豊かになる暮らしとお買い物のバランスを整えていきたいです。

ちなみに、今では話し合いや一緒にお買い物をする経験を重ねたことで、夫との価値観の歩み寄りができました。こんな喧嘩をしたことが懐かしく感じます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡
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